2013/09/05

女性の平均体重と健康

女性の平均体重は、女性にとっていいものでしょうか。
日本女性は世界じゅうでもスリムであると言われており、平均体重も低めのようです。
平均体重より痩せていても、日本人女性はもっと痩せようとする傾向があります。

細い女性ほど美しいという価値観があるようです。
美しくなるためには体重を減らすこと、という価値観にとらわれてダイエットをしていると、健康を度外視し、病気になってしまうような痩せ方になります。
日本のBMI標準値は22前後です。

BMIは人間の健康状態に関与しており、寿命も左右しているといいます。
実は標準値よりも、ややぽっちゃりの方が長生きというデータもあるのです。
厚生労働省のデータでは、中高年の男性、女性を問わず、成人後に体重が5㎏以上少なくなると死亡の可能性が1.4倍になるそうです。

体重の増加に関しては、死亡率に影響が少ないと言われています。
女性の平均体重は、年々少なくなっています。
痩せた人はきれいという風潮がありますが、健康面ではいいことはありません。

病気に対する抵抗力が低下し、免疫機能も下がるということが、痩せすぎているような人への注意点であるともされています。
体重が減りすぎると、女性は骨粗しょう症の可能性も高まります。
筋肉をつけることや、体重を減らしすぎないことも重視しましょう。

女性はとくに痩せていることが美しいと考える人が多いようですが、平均体重などのデータに左右されず自分の適性体重を保つことが重要ではないでしょうか。